病院を見てしまう

こんにちは宮崎県在住 linolino です。

宮崎に行くとき、道路沿いにある母が
入院していた病院を必ずまだ見てしまう。

「あー あそこの部屋だったな。。」
「毎日通ったな。。。」
後悔なく看病したとおもっているが、

母を思い出すたびまだまだ涙が出てくる。

元気だった母でなく、しゃべれなくなっ
た母の方をおもいだす。。

ホントもっともっとしゃべりたかった。

母がしゃべれなくなって、私は一人でず
っと母に話しかけていた。
その日の保育園のたのしかったことや、
色々しゃべった。

甥っ子姪っ子に電話して、
「ばあちゃんにはなしかけて~」
母は返事はできなかったけど、
声はとどいていたとおもう。

眠っている時間の方が長くなるとよけいに
悲しかったが、それでも毎日ずっとしゃべ
りかけた。

母の大好きだったラベンダーのオイルを
つけながら、ハンドトリートメントしたり、
足裏もんだり、ヘッドトリートメントした
り、髪の毛をといたり、むくんだ足を
やさしくなぜたり、、

時間は毎日ゆっくり流れた。

ずっとこのまま、時間が止まればいいと
何回もおもった。

「母は治る。大丈夫。奇跡がおきる」
ずっと毎日祈っていた。

前向きに考える自分と、もしかして、、
と悪い方に考えたり、家で一人で眠るとき
が一番つらくて、いろんなことをぐるぐる
かんがえた。
考えても答えはでないのだが、、

悲しくても朝はくる。
仕事にもいかなくてはいけない、、

心のバランスもくずしそうになりそうだったが、
そんなときは自分にたくさんオイルケアをした。
オイルを匂うだけで、おちついた。

母は亡くなる寸前までわたしのオイルケ
アをうけた。
きっとこの経験を皆さんにも
紹介しなさいといわんばかりに、、、
最後までわたしのために。。

体に触れる、
手のぬくもり、
手当、

こんなにやさしい「愛」の治療はないと
心からおもった。

このケアができたのも
お医者さんが理解があり、どんどんして
いいよと言ってくださったから、
わたしも後悔することなくできた。

オイルでこんな、おだやかな母の「死」
をむかえることができるなんて、
私自身もおもわなかった。

やっぱりオイルの世界はすごい。
まだまだわたしの知らないこともたくさ
んあるので、もっと勉強して
皆さんの役にたちたい。

わたしの経験してきたことを話したい。

そしてキラキラと生きてほしい

こちらの記事もよく読まれています

  1. 叔父の笑顔 アロマ

  2. 初盆

  3. 介護アロマ

  4. 命のバトン

  5. うれしい

  6. イルミネーション